四国は愛媛、松山市にある動物クリニック、"松山 ほうじょう動物クリニック(MHVC)"のブログです。

2011年1月23日日曜日

がん学会と、都島本通りどうぶつ病院

Facebookでも書きましたが、
http://www.facebook.com/pages/song-shan-houjou-dong-wukurinikku-Matsuyama-Hojo-Veterinary-Clinic/177344358961289?v=wall



昨日、一昨日と大阪に「日本獣医がん学会」というものに参加してきました。





そのついでに(笑)、





大学時代の知人が開業している、都島本通りどうぶつ病院 http://www.miyahon.com/





をたずねてきました。



外観。大通りに面してます。





看板。なかなかいいデザイン!






 

去年オープンした、デザインもとてもきれいな病院です!






誠実な獣医師ですので、大阪の方は一度訪ねてみてくださいね~!

2011年1月18日火曜日

足根部の皮膚欠損の手術:Revers saphenous conduit flap



猫の子たちの交通事故は、残念ながらやはり多く遭遇します。





事故では骨折がよくおこりますが、車に引きずられたりすることにより、皮膚が欠損してしまうことがあります。





治療としては色々な方法がありますが、大きな皮膚欠損の場合、



 

他の場所から皮膚を移動してくる手術を行うことがあります。





そのひとつとして、足根部の皮膚欠損の際に、Revers saphenous conduit flap という方法があります。






実際の手術写真を載せながら簡単に説明を。



術後の「ゆず」。まだ少しぼーっとしながら、ゴロゴロ いってます。





①皮膚欠損した、手術前の右後肢です。
事故損傷後、しばらく洗浄などの創傷管理を行っており、ピンク色のきれいな肉芽組織で覆われています。

右後肢を内側からみたところ









②大腿(太もも)部内側の、正常な皮膚を横に切開し、そこを走る血管(内側伏在動脈・静脈)を結紮します。さらに、同血管を含める範囲で、縦方向にも皮膚を切開します。


②皮膚を足根部(足首のあたり)にむかって、剝離していきます。

右側が太もも、左が足先の方向。太ももの皮膚を反転していることろ。


③フラップ(皮膚を剝離した部分)を反転し、足首の皮膚欠損部分にあて、周りの皮膚と縫合をおこないます。
皮膚をとった大腿部は、伸展してそのまま縫合できます。
手術直後。まだ痛々しいですが。。


かなり大まかなながれですが、このような治療もあります。。が、






治療できる子はまだいいのですが、事故で亡くなる子や、重症の子も少なくありません!





できる限り猫の子は室内で飼ってあげてくださいね!!










2011年1月13日木曜日

入院室

当院の入院室。



新病院建築でもすこしふれましたが↓、
http://matsuyama-hojo-vetclinic.blogspot.com/2010/08/blog-post_06.html



少しこだわってます!




こだわり①:
犬と猫の入院室を別にして、ストレスがなるべくかからないようにしてます!

手前が犬入院室、奥が猫入院室です。


こだわり②:
それぞれの子たちが入る、いわゆる犬舎は、動物病院では通常既製品がつかわれますが、
すこしでもぬくもりがあるように、オーダーにて作成!


最も大切な衛生管理のため全体はステンレス製です
ステンレスそのものも、業者さんのこだわりで良質のもの
(見る人がみれば、質と磨きがすごいらしい(笑))

 動物たちが接する部分は温かみがあるよう、
壁面はコンパネ材、床面は木製で作成してもらいました!





私の思い込みかもしれませんが、入院の動物たち、わりとリラックスしているように感じますよ!




快適な温度管理はもちろんおこなってます!

2011年1月9日日曜日

松山市都市景観賞の選考!

松山市に都市景観賞とよばれるものがあり、新病院が選考対象になりました!



都市景観賞とは・・・?



「松山らしいまちの景観づくりに大きな貢献を果たしている建築物やまちなみ、まちづくりの活動などを顕彰し、その奨励を図るために2年に1度を原則に実施しているもの」


・・・とのこと。

http://www.city.matsuyama.ehime.jp/tosikaihatu/1185740_938.html




当院の設計をしていただいた亀井さんに、選考対象になったとの連絡が入ったらしく、




突然で、びっくりしました。




当院をみかけたどなたかに推薦していただいたとのこと。
どなたかわかりませんが(笑)ありがとうございます!



当院の写真が松山市のHPにのってます!またまたびっくり!



みてみてくださいね。
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/tosikaihatu/1203030_938.html




まだ、選考段階ですが、うれしいですね~!

2011年1月7日金曜日

病院スタッフのブログ

病院スタッフのブログをはじめました。

 

美容の子たちの写真を始めとして、いろいろな情報を発信していきます!

  http://mhvc2.blogspot.com/

 

どうぞよろしくお願いします!

2011年1月4日火曜日

動物園

Facebookのファンページにも載せましたが、
http://www.facebook.com/pages/song-shan-houjou-dong-wukurinikku-Matsuyama-Hojo-Veterinary-Clinic/177344358961289




お正月休み、とべ動物園にはじめていってきました!





子供以上に楽しみながらも、じつは動物園は、自分の中で消化できていない存在でもあります。





というのも、その中の動物たちの事を考えると、たとえば自分が動物の立場でずっとこの中にいるとしたらどうだろう。。





でも、動物園のおかげで助かる命があり、スタッフの方々の努力できれいな環境で暮らすことができてる。



また、動物園でしか出会えない、驚きや感動を我々はもらい、






そこから、動物の命と向き合う子供たちもたくさんいるんだろうな~、と考えてしまうのです。







われわれ、動物病院でも同じことが言えるかもしれません。






犬や猫などの動物たちのいる環境も、それぞれであり、高度医療=幸せとはかぎりません。





それぞれの幸せがあり、いかにそれを創りだす手助けをできるかどうか、それを一緒に飼い主さんと悩ませてもらうこと。



我々ができることはそれくらいかな~、と思います。




そう考えると、人も同じかもしれませんね!

2011年1月1日土曜日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。





本年もどうぞ、松山 ほうじょう動物クリニックをよろしくお願いいたします。






本年の診療は、1月4日からとなります。