首の椎間板ヘルニア。
以前もルパンくん(http://matsuyama-hojo-vetclinic.blogspot.com/2010/10/blog-post_2423.html)
でご紹介したことがありましたが、症状は様々です。
腰椎の椎間板ヘルニア同様、病院で遭遇することが多い疾患ですが、
全く立てない、という症状よりも、
どこかしらの強い痛みを主な症状として来院されることが多いです。
それでも重度な症状の子は、全く立てなくなってしまうことがあります。
しかも腰椎とは違い前足・後足ともに立てないため、動物、飼い主さんにかかるストレスは大変なものです。
シーズーのルビーちゃんもその重度なタイプの椎間板ヘルニアを発症してしまいました。
しばらく、内科療法で治療を行いましたが反応があまりありません。
飼い主さんも悩まれた末、手術を行うことになりました。
摘出した椎間板ヘルニア |
首の場合、わりと大きな椎間板の脱出物質が摘出されることが多いです。
ルビーちゃんは幸いにも徐々に改善し、現在は、歩行がだいぶんできるようになってきました。
まだこれからも改善が見られるはずです。
なにより、飼い主さんと楽しく過ごせる時間が再び取り戻せて、よかった!